auひかりは、スマホの主要キャリアの1つであるKDDIが運営するインターネットサービスです。知名度は抜群であり、さらに高額なキャッシュバックキャンペーンも実施しているため、人気の光回線サービスとなっております。一方で、多くの代理店や販売店が取り扱っていることもあり、特典内容なども様々なので、加入を検討する際には正しい知識を持つことが大切です。
この記事では、「auひかりは自分にあった光回線かどうか」を正しく判断できるように、口コミからキャンペーン情報、インターネット速度など様々な角度から解説していきます。また、「auスマホユーザーだから、とりあえずauひかりに入れば問題ないの?」といった、よくある疑問にもお答えします。
auひかり
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目次
auひかりとは?
auひかりは、“三太郎”のCMで話題のKDDIが運営しているインターネット接続サービス(固定回線)です。
最大通信速度1Gbps・5Gbps・10Gbpsの3つのプランがあり、通信速度に定評のある光回線です。
なお、他社の光回線と同じ最大通信速度1Gbpsでも、auひかりは独自のKDDI回線を使ってサービスを提供しているため、体感速度が速いと言われていますし、auユーザーだけが受けられる割引もあり、auユーザーに人気のある光回線です。
auひかりの対応エリア
固定回線を検討する上で、一つ大きなポイントとなるのが「対応エリア」です。いくら高品質で料金が安くなるといっても、お住いの地域が対応エリアに含まれていない場合は、残念ながら諦めるしかないですね。
通信速度最大1Gbpsのサービスは、提供エリアが広く全国規模で利用が可能です。とはいえ、エリア外の地域もあるので、契約前に確認が必要です。
また、マンションなどの集合住宅の場合は、提供可能エリア内でもauひかりの通信設備が導入されていないと、マンションタイプの契約はできません。
auひかり提供エリアは、公式サイトで郵便番号から利用可能かどうか確認できます。
auひかりの魅力
- auひかりは独自回線
- auスマホの利用料金が安くなる「auスマートバリュー」
- auひかり ホーム5ギガ・10ギガプラン
独自の回線を使って提供してるインタネットサービスauひかりは、最大通信速度1GbpsのNTT回線を複数社が分けて使用する光コラボより体感速度が速いと言われています。
その理由は、回線共有せずに独自回線を使うことで、光コラボとして提供する光回線(ソフトバンク光やドコモ光などがNTT光回線を使って提供するサービス)と比べて、アクセスが集中しやすい時間帯でも比較的混雑が少く、安定して使える可能性があります。
auスマートバリューとは、「auひかり」と「auひかり電話」を契約することで、au携帯電話の利用料金が永年割引されるサービスです。
さらに、auユーザーの家族の携帯やスマホも、最大10回線まで割引を受けることもできます。
割引を受けるには対象のプランに加入している必要があり、プランによって割引額も変わってきますので、しっかり確認しておく必要があります。
・スマートフォン(5G)(4G LTE)
プラン | 割引額 |
---|---|
ピタットプラン5G・ピタットプラン4G LTE | 1Gまで:割引対象外 1G超〜7GBまで:500円/月 |
データMAX 5G・データMAX 5G Netflixパック・auデータMAXプランpro・auデータMAX Netflixパック・auフラットプラン25 NetflixパックN・auフラットプラン20N・auフラットプラン7プラスN | 1000円/月 |
auピタットプランN(s) | 2GBまで:500円/月 2GB超〜20GBまで:1,000円/月 |
・4G LTEタブレット/4G LTE対応PC
プラン | 割引額 |
---|---|
タブレットプラン20 | 1,000円/月 |
上記の表は現在受付中のプランだけを表示しています。
受付を終了しているプランはこちらを確認してください。
家族全員の割引額を足したら、光回線の金額分割引を受けられることもあるので、家族みんながauユーザーならさらにお得ですね。
※割引を受けるにはオプションで月額500円のauひかり電話の申し込みが必須です。
※auひかりとau携帯電話の契約者が同一性・同一住所の必要があります。
※auスマートバリューはお申し込みが必要です。
※全て税抜き表示です。
auひかりには、通常のauひかり1ギガと比較した場合、最大通信速度が5倍・10倍速い「auひかりホーム5ギガ」と「auひかり10ギガ」というプランがあります。
このプランは戸建て向けのみでまだ対応エリアも狭く、関東の一部地域でしか使えませんが、速度を少しでも速くしたい方は利用してみるのもいいかもしれませんね。
詳しくはこちらを確認してください。
auひかりは、こんな方にオススメ!
auひかりは、KDDIが運営しているサービスなだけあって、auユーザーだけが受けられる割引や特典があるので、やはりauユーザーにはオススメの光回線です。
auスマートバリューは、家族みんなでau携帯電話を使っている方は、割引額も大きくなるのでとてもお得に使えます。
また、体感速度が速く快適にインターネットを使える言われているので、家で仕事をすることが多い方や高画質で動画視聴をしたりオンラインゲームを楽しみたい方にもおすすめです。
NTT系列の回線速度に不満のある方は、auひかりに乗り換えてみると速度問題が解決できるかもしれません。
auひかりのプラン比較
auひかりは、戸建て向けの「auひかりホーム」とマンションやアパートの集合住宅向けの「auひかりマンション」があります。
auひかりの利用料金には、機器レンタル料金、インターネット回線サービス利用料、プロバイダサービス利用料の3つが全て含まれています。
そしてプロバイダは、au one net・@nifty・@TCOM・AsahiNet・BIGLOBE・DTI・So-netの7社から中から選べます。
※機器レンンタル料金に無線LANは含まれていません。
auひかりホームとauひかりマンションでは、料金プランが変わってくるので、それぞれのプランをみていきましょう。
auひかりホームプラン比較
auひかりホーム1ギガの料金プランは
- ずっとギガ得プラン(3年自動更新)
- ギガ得プラン(2年自動更新)
- 標準プラン(契約期間なし)
の契約期間ごとに3種類です。
ずっとギガ得プラン | ギガ得プラン | 標準プラン | 契約期間 | 3年 | 2年 | なし |
---|---|---|---|
月額料金 | 1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 | 5,200円 | 6,300円 |
auひかりマンションプラン比較
auひかりマンションの料金プランは
- お得プラン(2年契約)
- 標準プランA
の2種類です。
お得プランAには、日常生活の緊急トラブルに対応してくれる「おうちトラブルサポート」という月額400円のサービスがついています。
お得プランA | 標準プラン | ||
---|---|---|---|
マンションミニギガ | 5,000円 | 5,000円 | |
マンションギガ | 4,050円 | 4,050円 | |
タイプE | 16契約以上 | 3,400円 | 3,400円 |
8契約以上 | 3,700円 | 3,700円 | |
タイプV | 16契約以上 | 3,800円 | 3,800円 |
8契約以上 | 4,100円 | 4,100円 | |
タイプF | 3,900円 | 3,900円 | |
タイプG | 16契約以上 | 3,800円 | 4,900円 |
8契約以上 | 4,100円 | 5,200円 | |
都市機構DX | 3,800円 | 3,800円 | |
都市機構G DX-G | 3,800円 | 4,900円 |
※全て税抜き表示です。
タイプは自分で自由に選べるのではなく、マンションの設備や契約戸数によって変わってきますので、お住まいのマンションでau光を利用できるのか、利用できるタイプがどれなのかを先に確認する必要があります。
初期費用比較
auひかりは、新規登録料と初期費用(工事費含む)がかかります。
支払いは一括払いまたは、分割払いから選べます。
住居タイプ | 新規登録料 | 初期費用 |
---|---|---|
戸建て | 3,000円 | 37,500円(625円×60ヶ月) |
マンション | 3,000円 | 30,000円(1,250円×24ヶ月) |
※全て税抜き表示です。
auひかりの料金プランは、契約期間の有無によって料金が変わってきます。契約の縛りが長いほど安くなる反面、途中で解約する場合は、解約違約金も発生してくるという注意点もあるので、使用される期間を考えて決めましょう。
次は、よりお得に使うためのキャンペーン情報をご紹介していきます。
キャンペーン情報
auひかり公式キャンペーンの中から人気のあるキャンペーンを紹介していきます。
auひかり 新スタートサポート
auひかり新スタートサポートには2つの特典があります。
1つ目は、他社からauひかりに乗り換える際に発生する解約違約金を最大30,000円キャッシュバックしてくれる特典です。
2つ目は、2回線以上を同一のauスマートバリューに新規登録することで、1回線につき最大10,000円還元されるという特典です。
auひかり新スタートサポートの特典を受けるには、オプション加入が必須になっています。
auひかりに加えて、auひかり電話(500円/月+通話料)と電話オプションパックEX(500円~690円/月)の加入が必要です。
プロバイダやプランなどによって、還元額や還元方法が変わってくるので、詳しくはau公式サイトから戸建てタイプとマンションタイプ新スタートサポートの特典を受けるに必要なオプション条件をご覧ください。
初期費用相当額割引
auひかりを利用する場合初期費用として、戸建て37,500円、マンション30,000円と、決して安くない工事費がかかります。しかし、その工事費相当額を月額料金から割引き、実質無料になるというキャンペーンです。
auひかりホーム | auひかりマンション | |
---|---|---|
工事費 | 37,500円 | 30,000円 |
割引額 | 625円×60ヶ月間 | 1,250円×24ヶ月間 |
割引が適用されるには、月額500円のauひかり電話に加入することが必須です。
また、期間内に解約してしまうと、工事費の残額がまとめて請求されます。
auひかりを長期で使うことを考えている方には、お得なキャンペーンですね。
※土日祝日に工事をされる場合、追加派遣料3,000円がかかります。
※上記の割引額はau one netの場合です。各プロバイダによって内容が異なるので、詳細は各プロバイダに確認してください。
次は、auひかりを実際に使っている方の声を紹介していきます。
auひかりを利用しているユーザーは、auひかりに満足しているのかを調査したので、参考にしてみてください。
利用者の口コミ
auひかりを実際に利用している生の声を調べてみました。契約するにあたり、参考になりそうなものをご紹介します
遠隔で、親戚の家のauひかり ホーム1ギガのスピード計測してみたけど、クソ速い。やっぱり、auひかりは混んでない。 pic.twitter.com/HZ7Agr0ws3
— Takashi Kawasaki (@espresso3389) March 29, 2020
いとこの家のauひかりが開通したらしい。測ってみたらこの速度。
独自回線速し。 pic.twitter.com/cEwWX9t6ij— みづた (@Swish_Mr9) July 1, 2019
一部ですが、全体的に速度に対しての口コミが多く、速度に満足している人が多いと感じました。
最後に、auひかりの解約方法について説明していきます。
解約について
auひかりの解約は、契約しているプロバイダによって、手続きが変わってきます。
auひかり解約の流れは以下の通りです。
1. 契約しているプロバイダに電話をして、解約の旨を伝える
2. レンタル機器を返却する
3. 必要にを応じて撤去工事
詳しく説明していきます。
プロバイダに連絡をする
auひかりの解約する際は、auひかりではなく契約しているプロバイダに連絡をします。
また、auショップでは解約手続きはできません。
プロバイダ契約が「au one net」の場合
(オペレーター対応時間:9:00~20:00 年中無休)
プロバイダ契約が「au one net」以外の場合
各プロバイダの連絡先はこちらを確認してください。
レンタル機器を返却する
解約手続きが完了すると、10日前後で着払いの伝票が送付されてきます。
伝票下部に機器名称と製造番号またはシリアル番号が記載されているので、チェックをしてください。
確認ができたら梱包し、届いた伝票で郵送しましょう。
ここで一番大切なことが、必ず解約の手続きをしてからレンタル機器を返却するという点です。
機器だけ返却しても解約はされません。
また、解約手続きをしても機器を返却しないと、違約金を請求されてしまうので、必ず返却しましょう。
必要に応じて撤去工事
auひかりは解約時、設置した光ケーブルの撤去工事が必ず必要です。
auひかりホームは解約時、回線撤去費28,800円(税抜)がかかります。しかしauひかりマンションの場合は撤去工事をする必要はないので、撤去費はかかりません。
解約違約金
契約期間に縛りがあるプランを契約している場合、申し出をしない限り自動更新となります。なので、更新期間(2ヶ月間)以外にプラン変更または、解約すると契約解除料がかかります。
※更新月はMy auで確認できます。
ホームタイプ | ずっとギガ得プラン(3年契約) | 15,000円 |
ギガ得プラン(2年契約) | 9,500円 | |
標準プラン(契約期間なし) | – | |
マンションタイプ | お得プランA(2年契約) | 7,000円 |
標準プラン(契約期間なし) | – |
まとめ
KDDIが提供する、auひかりについてご紹介しました。
auひかりは、独自の回線を使っているため、口コミからも分かるように速度に定評を受けている光回線です。
また、auユーザーだけが受けられる割引やキャッシュバックなど、メリットが多くauユーザーにはおすすめです。
しかし、解約時には違約金が発生するので、契約前には必ず使用期間はどのくらいになるかを考えてから契約しましょう。
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